せまい薬局内での人間関係。
そして女性の多い現場。
薬局って、まさに揉め事が起きやすい職場ですよね。(笑)
今まで、ヘルプ勤務も含めてたくさんの薬局で働いてきましたが、実際薬剤師と事務って本当に仲が悪いのでしょうか?
薬剤師と事務は仲が悪いってホント?
これは、ほぼ正解ですね!
薬剤師同士で揉めているより、薬剤師と事務で揉めているパターンの方が圧倒的に多かったです。
揉めているというか、事務が薬剤師を嫌っているパターンが本当に多くて。(笑)
ちなみに、どんなことで嫌っているかというと、
事務が薬剤師を嫌う要因はこんなこと
- 薬剤師が仕事をしない
- 事務に仕事を押し付ける
- 薬剤師が上から目線
- 薬剤師のくせに仕事ができない
まずは、薬剤師の仕事っぷりに不満を持つ事務がとても多いですね。
この根底には、年収、時給の大きな差があることが原因となっていると思います。
事務は薬剤師がどのくらい給料をもらっているか知っていますが、今まで膨大なお金と時間をかけて薬剤師資格をとったことを理解している人はほとんどいません。
なので、仕事内容が違うにも関わらず、『薬剤師は暇そうにしているのに、事務の私たちだけ忙しすぎ!』と不満を持つわけです。
ですが!
見ていると、嫌われる薬剤師側にも十分問題があるんですよね。
こんな薬剤師は嫌われる!
- 投薬しかしない
- 自分でできることでも、全て薬剤師以外でもできることは事務に丸投げ
- 薬剤師の知識が明らかに足りない
- 調剤しても事務より遅い
簡単にいうと、薬剤師としてバカにされているってことです。
『事務でもできるレベルのことしかしてないのに、なんで高い給料もらってんのよ!』ってことですね。
投薬は薬剤師しかできないことですが、事務もその風景をよく見ています。
患者さんの質問に答えられていなかったり、しどろもどろな説明…。
患者さんが不信感たっぷりの目で見ている…。
『あの薬剤師って仕事できないんだな』とレッテルを貼られています。
力価計算ができないってのもアウトですね。
たまに事務が入力がわからず聞いてくることがありますが、一緒に悩んでるなんて論外です。
そして、受付、発注、事務仕事等、薬剤師資格がいらない仕事を完全に丸投げしているのもアウトです。
もちろん、薬剤師は薬剤師業務を優先してやらなければ、現場は回りません。
ですが、事務1人に対して、薬剤師たくさんなんていうシフトの日もあるでしょう。
その辺は臨機応変に対応しないと、事務もパンクしてしまいます。
普段からやっていなければ、手を出そうとしてもやり方がわからず邪魔なだけなので、どんな仕事も積極的にやってみるのも大切ですね。
薬剤師が事務と良好な人間関係を築くには?
職種は違えど、どんな職場でも人対人ですよね。
職種によって上下関係があるわけではないので、仕事をお願いする場合も、自分がされて嫌な言われ方はしないようにすること。
職場全体の流れを見て、自分が何をすべきかを考えること。
そして、薬剤師として文句を言わせないほどのスキルを持つこと。
このへんが大切なポイントかと思います。
コミニュケーションって本当に大切ですよね。
私の職場は、薬剤師でもレセコン入力をすることがあるんですが、その点は事務の方が詳しいこともあり。
普段から事務と仲良くしていると、ちょっとしたことでも聞きやすくなります。
なぜか今までやめた職場でも、いまだに連絡をとっているのは事務の人だったり。
薬剤師は男女いますが、事務はほぼ女性、主婦も多く、子育て中のママ薬剤師の強い味方となってくれることもあります。
どんな職場でも、相手に思いやりの気持ちを持つことは大切ですね。
そして、薬剤師スキルはいつまでも保てるように、日々勉強していきましょう!
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