本ページにはプロモーションが含まれています

【パート薬剤師は扶養内で働くべき?】子供の年齢に合わせた働き方とは?

女性が多い職業である薬剤師。

妊娠、出産のタイミングで正社員→パートへ勤務形態を変える人も多いでしょう。

パートで働くと言っても疑問に思うのが、『夫の扶養には入っていた方がいいの?』ということ。

私もコレについては調べまくりました。

…が、結局よくわからず。

でも今になって、私の選択は間違いではなかったはずと思っているので、経験をお伝えしたいと思います。

目次

パート薬剤師は扶養内がいい?子供の年齢による仕事遍歴

では、子供の年齢とともに、仕事をどのように変えていったかをお伝えします。

出産〜10年くらいの流れがわかるよ!

第一子出産

第一子出産までは正社員として働いていて、1歳になるまで育休をとっていました。

妊娠中はつわりや体調不良もあり大変でしたが、育休手当って結構もらえるんですよね。

当時、正社員として勤務していた年収の6割くらいが育休手当として出ていたのと、社会保険料の免除。

現在では少し変わっている部分もあるかと思いますが、この何百万あるかないかって、この先お金がたくさんかかることを考えたらすごく大きいです。

お金やキャリアを最優先で考えるなら正社員でいることがベストかと思いますが、出世欲はまったくなく、小さいうちから保育園で毎日…とは考えていなかったので、子供との時間を最優先に考え、育休の終わりと同時にパートへ変更。

育休手当をもらってパートへ!?って思うかもしれませんが、何も罰則等はなく、会社からも責められることはなかったです。

妊娠中の体調が問題なければ、辞めずに頑張った方がいいね!

第二子妊娠まで

育休明けパート変更からしばらくは、産休前と同じ店舗の薬局で、週1フルで勤務していました。

親が30分圏内のところに住んでいて、仕事の時は預けていたのですが、当時は電車&バスでなかなか大変で…。

週に複数回働くよりも、週1で朝からラストまでいた方が子供を預けるには都合が良かったので、このような勤務時間でした。

週1勤務だったので、もちろん扶養内。

第一子だったこともあり、お金よりも、ゆるく仕事復帰できればいいやという考えで、時間を増やすことは考えず。

そして2歳の時に、第二子を妊娠しました。

第一子が3歳になれば幼稚園入園があり、1日フルで働くことは難しくなるため、このタイミングで退職しました。

第一子幼稚園入園&第二子1歳〜

第一子が幼稚園に入園し、しばらくしてから第二子が1歳になりました。

『昼間の授乳が終わりそうだし、そろそろ仕事したいな〜』なんて思っていたタイミングで、知り合いからお誘い。

実家近くの薬局だったこともあり、第二子は実家に預け、ここで週2午前中のみで仕事を再開しました。

ここも週トータル8時間くらいの勤務だったので、扶養内の勤務。

ゆくゆくは扶養を抜けたいと考えていたのですが、ここは個人の門前薬局。

当時週30時間以上勤務していないと、社保には加入できなかったんです。

これはネックだなあと思いつつも、子供の体調不良や行事などに融通をきかせてくれる職場だったので、しばらくこのままの勤務を継続。

これは福利厚生の充実していない個人薬局のデメリットかも

第一子小学校入学&第二子幼稚園入園

『下の子が幼稚園に入れば、実家に子供を預けることもなくなり、もっと仕事ができる!』と思っていて、このタイミングで週3勤務に変更。

当時の時給は2000円

しかも、個人病院の門前薬局だったため、午前の外来が早く終わってしまうと、その時点で帰らされてしまう!

週3勤務で、週12時間働いても月10万は超えず。

社保加入の金額には達しなかったため、この時も扶養内。

ですが、『週3回拘束されるのに、たいして稼げないし、もっと時給のいいところに行った方がよくない?』と考え始めます。

小学生&幼稚園生

そこで目をつけたのがドラッグストア。

まず時給がいいことと、ドラッグストアはほとんど大手企業なので、社保加入が充実。

今はかなり拡大されましたが、当時でも週20時間勤務で、薬剤師の収入なら問題なく社保加入が可能。

下の子が幼稚園生の間は週20時間勤務は難しいと思っていましたが、『小学生になったタイミングで扶養を抜けよう!』と計画的に転職しました。

ドラッグストアは時給がいいこともあり、この前に勤務していた薬局の週3回の収入より、ドラッグストアの週2勤務の方が収入も良かったんです。

昼休みもないので、早く帰らされることもなく契約通り。

週3→週2になると、月に4回も自由な時間が増えるわけですから、これは主婦にとっては大きいですよ。(笑)

ドラッグストアといっても調剤併設店で、メインの仕事は調剤なので、食わず嫌いせずドラッグストアも転職の候補に入れてみるのがオススメです。

同じ金額を稼ぐなら、短時間の方がいいに決まってますよね。

一つ注意は、時給がいい分、毎月10万8千円程度の収入(年間130万円)を超えてしまうと、扶養を外されてしまうこと。

これは、夫の会社が加入している健康保険組合にもよるみたいですが、少し金額をオーバーしただけで高い社会保険料を払わなければいけなくなってしまうのはバカバカしいので、扶養内で働きたいなら稼ぎすぎも要注意です。

第二子小学校入学

『待ってましたー!』ということで、第二子が小学生になった5月に社保に加入して、扶養を抜けました。

4月は入学式後、給食が開始されるまでは早帰りもあり、いきなり留守番も難しいですからね。

現在は、週4日の20時間勤務で働いています。

週20時間というと、社保加入ギリギリなので、締日によっては勤務時間が足りなくなることもあります。

会社にもよるかもしれませんが、3か月程度継続しなければ問題ありません。

祝日が多い月などは有給を使ったり、会社の社保加入の規定を外れないように注意してください。

小学生は体力もついて、お迎えがないのが助かる!

扶養を抜けるメリット

この働き方は、子供が小さい間は望んでいたように子供との時間が取れ、子供の成長とともに社保に加入し収入を増やしていけて、自分の中ではまったく後悔はありません。

保育園に預ける選択肢もありですが、今となっては戻れない子供が小さかった頃の時間を、たくさん一緒に過ごせたのは良かったなあと思っています。

そして、扶養を抜けるメリットは、この先どんどん収入を増やしていけることです。

薬剤師の時給の良さは、扶養内で働くにはネックになります。

扶養内に限定してしまうと、時間があるのに、働けない。これ以上収入を増やせない。

現在パート収入は20万円台ですが、そこから社会保険料、厚生年金等で5万円ほど引かれています。

高いなあと思いますが、薬剤師の時給で考えれば、この金額を考えても扶養を抜けて働いた方が得です。

そして、一つの会社で社保に加入していれば、別の会社等での副業が可能。

在宅ワークや、単発派遣など組み合わせれば、正社員の収入とは行かないまでも、今より収入を増やして家族との時間を確保することも可能。

あなた次第でいくらでも収入は増やせます。

あなたの中で勤務時間の方向性が決まったら、そこは譲れない部分として転職エージェントに伝えましょう。

今回お伝えしたように、少し先を見据えて計画を立てると職場を絞りやすいですよ。

▼公開求人数で選ぶなら薬剤師の転職&派遣ならファルマスタッフ

▼その他転職サイトはこちら。複数登録で同時進行すると早く決まりやすいです。

目次