昔はポケットに資料や本を入れて調べていたけれど、今はそれがスマホ一つで済んでしまう時代。
うまく活用しないともったいない!
一度使ったら、なんで今まで知らなかったんだろうというものばかり。
今すぐあなたのスマホにアプリを入れて、お仕事に活用してくださいね。
職場で使えるアプリ
まずは、職場で困ったぞ…というときに使えるアプリ。
わからないことをササっと調べられるものばかりなので、すぐに使えるようにしておくのがいいですね。
ヤクチエ添付文書
困った時はまず『添付文書』ですよね。
最近は薬の箱に添付文書が入っていないメーカーも増えましたし、在宅の訪問時などに知りたいときはアプリが一番!
販売名、一般名から検索できるのはもちろん、なんと錠剤の識別コードからも確認できるので、『持参薬がわからない!』なんてときにもおすすめ。
まず一番に入れておきたいアプリです。
ヤクチエ早見表
ステロイドの強度、配合剤の成分、休薬が必要な薬…など、わかっていてもふと確認したいなということはありますよね。
こちらのアプリは、それぞれの項目がパッとみて一瞬でわかる表になっているので、急いでいる時でもすぐに確認できます。
現在記載されているのはこちら(R4.11現在)
- ステロイドの強度一覧
- 睡眠薬の効果長さ一覧
- 糖尿病薬配合剤の成分一覧
- 吸入薬一覧
- 降圧薬一覧
- 降圧薬配合剤の成分一覧
- 抗血小板薬・抗凝固薬の休薬期間一覧
- 抗アレルギー薬・抗ヒスタミン薬の眠気強度、運転可否一覧
- 後発品と適応が違う先発品一覧
本でもこれだけわかりやすく、知りたい情報が書かれているものはないので、本当に現場で役立つアプリです。
さらに載せてほしい情報があれば、追加のリクエストもできます。
これが無料なんて素晴らしすぎる!!
HOKUTO(ホクト)
こちらは、医師向けの臨床支援アプリ。
医師向けではありますが、薬剤師も使える情報が豊富です。
特に現場で使えるのは、抗菌薬の腎障害時、透析時の用量調整の確認。
表入力で年齢、体重、血清Crから、CrClを求めることもできます。
がん治療のレジメン一覧やガイドラインなども確認できるので、自宅でゆっくり勉強するのにも向いているアプリです。
ヤクチエ検査値
またまたヤクチエシリーズ。
検査値は、薬剤師にとっては重要度は少し下がりますが、カルテを理解するとき、患者さんとの会話の中で…など、たびたび必要となるもの。
健康診断程度の検査値であれば、薬剤師でも頭に入っていると思いますが、このヤクチエ検査値はなんと、検査項目1166項目網羅!
専門書1冊分が、このアプリに収載されているんです。
これがあれば、どんな検査値が必要になっても怖くないですね。
ゆっくり勉強したいときに使えるアプリ
自宅で勉強するときは、専門書を使う人が多いと思います。
なので、詳しい知識は書籍にお任せするとして。
一味違ったアプリをご紹介します。
イシヤク
このアプリは、薬剤検索で一通りの情報と同効薬などが見れるのですが、それはヤクチエの方が使い勝手はいいかなという印象。
ですが、このアプリのおすすめポイントは、薬剤ごとに専門医のコメントが書かれていること。
医師が、その薬剤に対してどのような印象を持っていたり、どのように使い分けていたりということがわかるんです。
医師の視点を知ることって、処方せんを見る上で深い理解につながりますし、新たな発見を得られることも。
自宅などでゆっくり勉強するときに、専門書とともに活用すると、さらに知識が広がります。
まとめ
以上、薬剤師おすすめアプリ5選でした。
いいな!と思ってたくさん入れても、いくつも使いこなせないんですよね…。
ご自分に合ったアプリを厳選して、普段のお仕事に活用してくださいね!